夜勤介護マンの日記
※この記事は、夜勤介護マンが介護現場で実際に体験・見聞きした出来事をもとに書いています。個人・施設が特定されないよう、一部内容を変更・再構成しています。本記事にはAmazon・楽天などのアフィリエイトリンクが含まれます。商品仕様はメーカー公式の情報をもとにしていますが、変更される場合があるため、購入前に販売ページや商品表示をご確認ください。
介護の食事エプロンは百均でもええ。現場で何種類も使ってきたワイの選び方
値段やのうて、丈・ポケット・撥水か防水か。そこから決める
▷ この記事でわかること
- 以前勤務していた施設で、百均の食事用エプロンをどう運用していたか
- 食事用エプロンを選ぶときに見る4つのポイント
- 「撥水」と「防水」がメーカー表記で違うこと
- 百均で足りる場合と、専用品を見た方がええ場合の分かれ目
- 用途別の具体的な購入候補3つ
目次
介護用の食事エプロンを探すと、百均の商品から、介護用品メーカーの専用品まで、けっこう幅がある。
そこで出てくるのが、「介護に使うなら、やっぱり高い専用品を買った方がええんかな」という疑問やと思う。
ワイの答えは先に書いとく。百均で十分な場合もある。実際、以前勤務していた施設では、百均の食事用エプロンを使っとった。
介護用の食事エプロン、百均でも十分使える?

※画像はイメージです(AI生成)
「介護用」と書いてあると、それだけでちゃんとした物を買わなあかん気になる。ただ、以前の勤務先では、百均で買うた食事用エプロンも普通に使っとった。
せやから、百均やからアカン、という理由はワイにはない。
ただし、これは「全員が百均でええ」という話でもない。そこは後で書く。
施設では「使う・洗う・ストック」で回しとった
あの施設で百均の商品を使えとったのは、単に安かったからやない。枚数を確保して回しとったからや。
― ワイの現場から ―
考え方はシンプルで、実際に利用者さんが使う分、洗濯に回しとる分、そしてストックしておく分。この3つを確保して、順番に回していく。
食事用エプロンを使う利用者さんが増えたときも、ストックを持っとったおかげで対応できた。
洗い替えがない状態で1枚を使い回すと、どんな商品でもしんどくなる。逆に言えば、枚数を確保できるなら、1枚あたりの価格が安いのは普通に利点や。
ワイも現場では何種類ものエプロンを使ってきた
ただ、これだけは言うとく。食事用エプロンは、全部同じやない。
ワイが介護現場で扱ってきたものだけでも、丈が長いタイプ、ポケットが付いとるタイプ、表面がツルツルした撥水系のタイプ、それと百均のもの。かなり違いがある。
せやから、選ぶときに値段だけを見るのは、ちょっともったいない。見るべきは、そこやない。
まず見るのは「どこまで覆えるか」
首から下げたらそれで終わり、やない。どこまで覆いたいかで必要な丈や幅が変わってくる。
胸元を中心に覆えたらええのか。腹部まで広くカバーしたいのか。膝のあたりまで欲しいのか。テーブルの上へ広げて使いたいのか。
ここが決まらんまま買うと、届いてから「思ったより短い」「思ったより大きい」となる。ただ、長ければ長いほどええという話でもない。動きの邪魔になる場合もあるからな。
食べこぼしを受けたいならポケットを見る
ポケット付きのタイプも、現場では使うてきた。
これは「落ちてくるものを受けたいかどうか」で必要性が変わる。こぼれる量や場所によっては、あった方が助かる場面がある。
逆に、ポケットが要らん人には要らん。あれば必ずええ、というもんやない。
「ツルツルしとる」だけでは判断せん。撥水と防水は別
表面がツルツルした撥水系のエプロンも扱ってきた。触った感じで「これは水を弾きそうやな」というのは、なんとなく分かる。
ただ、買うときに見るべきは手触りやなくて、メーカーがどう書いとるかや。
⚠ 撥水と防水は同じ意味やない
「撥水」と書いてある商品と、「防水」と書いてある商品は、メーカー側が別の言葉として使い分けとる。触った感触が似とっても、表記が違うなら別物として見た方がええ。
この記事で紹介する商品も、公式表記に沿って撥水・防水を分けて書いとる。ワイの側で性能を格上げして書くつもりはない。
洗濯して繰り返すなら、洗濯・乾燥条件も見る
家庭で使うなら、洗って繰り返すことになる。ここで効いてくるのが、洗濯機が使えるか、脱水はどうか、乾燥機はかけられるか、といった条件や。
この条件は商品ごとに違う。特に乾燥機については、使える温度が決まっとったり、そもそも推奨されてへんかったりする。パッケージの表示を見る癖をつけといた方がええ。
百均で足りるか、専用品を見るかの判断基準
ここまでを整理すると、判断の順番はこうなる。
選ぶときに考える順番
- どこまで覆いたいか(丈・幅)
- 食べこぼしを受けるポケットが要るか
- 撥水でええのか、防水が欲しいのか
- 洗濯・乾燥の条件が家庭に合うか
この条件を、今使っとる百均の商品で満たせとって、実際の使い方にも困ってへんのなら、無理に専用品へ替える必要はない。
逆に、この中のどれかが足りてへんのなら、そこで初めて専用品を見たらええ。値段からやのうて、必要な機能から入る。この順番やと思う。
百均の商品を選ぶときは
百均の食事用エプロンは商品によって仕様がかなり違う。丈、素材、撥水加工の有無、洗濯表示。このあたりは実物の表示を確認してから買ってほしい。ここは専用品と同じ条件では比べられん部分になる。
用途別に選ぶ3つの食事用エプロン
ここからは、現在買える具体的な商品を3つ挙げる。
先に断っとくけど、この3商品をワイが以前の施設で使っとったわけやない。ワイが扱ってきたのは、さっき書いた丈の長いタイプ、ポケット付き、撥水系、百均のものや。ここで書くのは、メーカー公式で確認できる仕様と、どういう人が候補にしやすいか、という話になる。
順位付けもせん。用途が違うだけや。
広く覆いたいなら「ハビナース 肩までおおえる食事エプロン」
ピジョンタヒラの商品で、公式では肩までおおえること、テーブルにも敷けるロングタイプ、裏にしみにくく長持ちする耐久撥水加工が特徴として案内されとる。
公式で確認できる主な仕様
- サイズ:長さ100cm × 幅80cm(衿下72cm)
- 首回り:約28〜43cm
- 素材:ポリエステル100%(タフタ/アクリルコーティング)
- 洗濯:40℃まで
- 乾燥機:60℃まで使用可
出典:ピジョンタヒラ公式「肩までおおえる食事エプロン」商品情報
幅80cmという寸法は、食器トレイを置ける巾広サイズとして案内されとる。胸元だけやなく、もっと広い範囲を覆いたい人が最初に確認する候補になると思う。
注意点としては、公式表記は耐久撥水加工であって、防水とは書かれてへん。完全に水を通さん物を探しとるなら、そこは表記の違いを踏まえて判断してほしい。それと、この商品にポケットは付いてへん。
ポケットが欲しいなら「ハビナース 簡単ポケット こぼさない食事エプロン」
同じくピジョンタヒラの商品で、こちらの特徴は組み立て式ポケットや。
最初から袋状になっとるわけやなく、使うときに胸元へポケットの形を作る仕様になっとる。公式では、しっかりしたポケットが作れるので動きがある方でも使いやすい、横もれしない、と案内されとる。
公式で確認できる主な仕様
- サイズ:長さ106cm × 幅70cm(ポケット使用時は長さ76cm)
- 衿下:88cm
- 首回り:約28〜35cm
- 素材:ポリエステル100%(アクリルコーティング)
- 加工:裏にしみにくい耐久撥水加工/裏面は防水加工
- 首まわりは柔らかい素材、面ファスナーでサイズ調節可
- 洗濯:40℃まで
- 乾燥機:60℃まで
出典:ピジョンタヒラ公式「簡単ポケットこぼさない食事エプロン」商品情報
ポケットを作ると、その分だけ丈が短くなる。106cmが、ポケット使用時は76cmになる、という関係や。ここは覆いたい範囲と合わせて考えるとこやと思う。
注意点として、首回りは約28〜35cmで、①より調整幅が狭い。商品名に「こぼさない」とあるけど、一滴もこぼれん、という意味やないのも押さえといてほしい。
防水・抗菌・防臭などの仕様で選ぶなら「フットマーク 食事用エプロンDX 403702」
フットマークの商品で、こちらは公式仕様として防水・抗菌・防臭が明記されとる。
公式で確認できる主な仕様
- 品番:403702/フリーサイズ
- サイズ:幅80cm × 丈85cm
- 首回り:約35〜45cm
- 素材:ポリエステル100%(裏:ポリウレタンラミネート)
- 機能:防水・抗菌・防臭
- 大きな面ファスナーで着脱
- 洗濯機・脱水機使用可、乾燥機は80℃以下
出典:フットマーク公式「食事用エプロンDX 403702」商品情報
①は耐久撥水加工、②は耐久撥水加工に加えて裏面防水加工、③は防水・抗菌・防臭と案内されとる。3商品とも公式の表記が違う。
首回りが約35〜45cmと、他の2つより大きめの設定になっとるのも特徴や。ただ、丈は85cmで①の100cmより短い。「上位版」やのうて、仕様の方向性が違うと考えた方が正確やと思う。
3商品を並べると何が違う?
| ハビナース 肩までおおえる | ハビナース 簡単ポケット | フットマーク DX 403702 | |
|---|---|---|---|
| 向いている選び方 | 広く覆いたい | ポケットが欲しい | 防水・抗菌・防臭で選びたい |
| サイズ | 長さ100cm×幅80cm | 長さ106cm×幅70cm(ポケット使用時76cm) | 丈85cm×幅80cm |
| 首回り | 約28〜43cm | 約28〜35cm | 約35〜45cm |
| ポケット | なし | 組み立て式ポケット | 公式仕様に記載なし |
| 公式の表記 | 耐久撥水加工 | 耐久撥水加工/裏面は防水加工 | 防水・抗菌・防臭 |
| 素材 | ポリエステル100%(アクリルコーティング) | ポリエステル100%(アクリルコーティング) | ポリエステル100%(裏:ポリウレタンラミネート) |
| 洗濯・乾燥 | 洗濯40℃まで/乾燥機60℃まで | 洗濯40℃まで/乾燥機60℃まで | 洗濯機・脱水機可/乾燥機80℃以下 |
並べたら分かるけど、どれが上でどれが下、という話やない。覆う範囲を取るか、ポケットを取るか、防水表記を取るか。そこが分かれ目になる。
条件が決まったら
食事介助で一緒に読んでおきたい記事
エプロンを選ぶ場面では、食べこぼしだけやなく、実際の食事形態や飲み込みへの対応も一緒に考えることがある。とろみ剤がダマにならない混ぜ方のコツ|牛乳での失敗談と現場の工夫では、介護現場で実際に扱ってきたとろみ剤の混ぜ方を書いとる。
「そもそも食べてもらうこと自体が難しい」というケースは、偏食の強い高齢者にどう食べてもらうか。パン粥+メイバランスと声掛けの葛藤にも書いとる。食事用品だけでは解決せん、食事介助そのものの難しさにつながる話や。
ワイなら最初から「高い方がええ」とは考えん
以前の勤務先で、百均の食事用エプロンを回して使えとった経験があるから、ワイは「介護用やから専用品を買わなアカン」とは思わん。
必要な条件を満たせとるなら、それでええ。逆に、覆う範囲が足りん、ポケットが要る、防水表記の物が欲しい、という話なら、そこで専用品を見る。
順番はいつもそれや。値段を先に見るんやのうて、必要な機能を先に決める。これだけで、だいぶ迷わんようになると思う。
よくある質問
Q. 介護用の食事エプロンは百均でも大丈夫ですか?
以前勤務していた施設では、実際に百均の食事用エプロンを使用していました。ただし、必要な丈や素材、洗濯条件などを満たすかどうかは商品によって違うため、実物の表示を確認してから選んでください。
Q. 撥水と防水は同じですか?
同じものとして扱わない方がいいです。メーカーは撥水と防水を別の言葉として使い分けています。商品の公式表示がどちらになっているかを確認してください。
Q. ポケット付きの方がいいですか?
必要かどうかは使い方によります。食べこぼしを受けたい場面が多いならポケット付きの商品も選択肢になりますが、要らない人には必要ありません。
まとめ
介護用の食事エプロンやからといって、高い専用品だけが正解やない。以前勤務していた施設では、百均の商品を使う分・洗う分・ストック分で回して運用できとった。
ただ、食事用エプロンは全部同じやない。丈、ポケット、撥水か防水か、洗濯や乾燥の条件。ここは商品によって違う。
まずは必要な条件を決める。それを百均の商品で満たせるなら、無理に替えんでええ。足りん部分があるなら、そこで用途に合う専用品を見る。この順番で選んでもらえたらと思う。
※本記事の内容はあくまで個人の見解であり、効果を保証するものではありません。商品情報は各メーカー公式の情報に基づいています。価格・在庫・仕様は変動しますので、購入前に販売ページでご確認ください。本記事はAmazon・楽天などのアフィリエイトプログラムにより収益を得ています。
この記事、もし「読んでよかった」と思ってもらえたなら——
夜勤明けのワイに、コーヒー一杯だけ奢ってもらえませんか。
それだけで、次の記事を書く燃料になります。
※OFUSEの投げ銭ページへ移動します。金額は自由です。