夜勤介護マンの日記
この記事は、夜勤介護マンが実際の介護現場で経験、見聞きした出来事をもとに書いています。個人や施設が特定されないよう配慮しています。特定の利用者さんや職員を批判する目的の記事ではありません。栄養補助食品が必要かどうかは、その方の状態と専門職の判断によって異なります。この記事は医学的、栄養学的な判断を示すものではありません。
体調は戻っても「甘いジュース」は忘れない——メイバランスを何度も求めた利用者さん
体調不良時に始めた栄養補助が、本人の中では別の意味に変わっていた話
▷ この記事で分かること
- 体調不良時にメイバランスが始まった経緯
- 回復後も本人が「甘いジュース」を求めた様子
- 食事を食べない時と、食べたあとで求めた時の違い
- 本人の希望と看護師の判断の間で介護職が行った対応
目次
「甘いジュースが飲みたい」
その言葉を、その方は何度も口にした。
体調はもう戻っていた。熱を出して食べられなくなっていた時期は過ぎて、食事量も元と変わらないくらいまで戻っていた。だから本来なら、この話は「回復してよかったね」で終わるはずやった。
それでも、その方は甘いジュースを求めた。職員の顔を見ると、また同じことを言う。
ここで言う甘いジュースというのは、ジュースではない。体調を崩していた間に飲んでいた、メイバランスのことやった。栄養補助のために出していたものが、本人の中では「甘いジュース」という名前で残っていた。
職員側からすれば、食べられない分を補うための一時的な対応やった。ところが、飲んでいた本人の側では、その位置づけがまったく違っていたらしい。体調が戻り、必要がなくなっても、味の記憶のほうは終わっていなかった。
今回は、その話を書く。一時的に始めた対応が、本人にとっては別のものに変わっていた、という現場の出来事や。
以前、排便の訴えを何度も繰り返していた利用者さん
ある介護施設に、女性の利用者さんがいた。
実はこの方、以前このブログで書いたことがある。排便について何度も訴えていた方と同じ人や。
あの時は、本人が「毎日便を出さなアカンって言われた」という認識を持っていた。そして、排便があったあとでも「便が出てない」という訴えが続くことがあった。看護師側は、毎日出すようには言っていないという認識で、そこに食い違いがあった。詳しい経過は前の記事に書いたので、ここでは深追いしない。
今回の時点でのその方の状態を、先に整理しておく。
移動は車椅子を使っていた。会話はできて、自分の希望を言葉で伝えられる方やった。そして、少し認知機能の低下があった。
この「自分の希望を言葉で伝えられる」という点が、今回の話の前提になる。
介護の現場では、本人が何を望んでいるのか分からないまま対応することも珍しくない。言葉で伝えるのが難しい方だと、表情や動きから推測するしかない場面が出てくる。その意味では、はっきり口に出して伝えられるというのは、こちらにとってありがたいことでもある。
ただ、同時に、こういうことも起きる。本人がはっきり希望を言い、こちらがそれに応えられない時、そのやり取りが何度も繰り返されることになる。
排便の訴えの時も、そうやった。一度気になったことについて、何度も同じことを繰り返して言う。そういう一面のある方やった。
そして今回の話でも、その一面が別の形で出てくることになる。テーマが排便から「甘いジュース」に変わっただけで、構図はよく似ていた。
熱を出し、食事量が半分未満まで落ちた
ある時、その方が熱を出して体調を崩した。
何度あったのか、何が原因で、何日続いたのかまでは覚えていない。だからここには書かない。病名も治療の内容も、ワイは把握していない。
覚えているのは、体調を崩したことで食事量が落ちたということや。
高齢の方が体調を崩すと、まず食事に出ることが多い。熱が出れば食欲が落ちるのは、年齢に関係なく起きることや。ただ、高齢の方の場合、食べられない期間が続くと、そこから体力が落ちて別の問題につながっていくことがある。だから現場では、食事量が落ちること自体を軽く見ない。
介護の記録には、その日どれくらい食べたかが残る。主食と副食をどれくらい食べたか、という形で数字にしていく。だから、食べられていない状態は記録の上でもはっきり見える。
この方の場合、食事量は半分未満まで落ちていた。
半分未満というのは、見ていて分かるレベルや。少し残した、というのとは違う。トレーを下げる時に、明らかに手がついていない部分が残っている状態や。
そういう状況を受けて、看護師の判断でメイバランスが始まった。
ここは書いておきたいところや。介護職が「食べてないから何か出しとこう」と勝手に始めたわけではない。食事量が落ちていることを踏まえて、看護師の側から判断が出た形やった。
逆に言えば、半分以上食べている状態なら、メイバランスを出す状況ではなかった。ある程度食べられているなら、補う必要はない。食べられていないから補う、という順番や。
つまりこの時点でのメイバランスは、はっきり「食べられていない分を補うもの」として始まっていた。飲み物として楽しむために出したものではない。少なくとも、職員側の位置づけはそうやった。
食べられない間は、ほぼ毎食メイバランスを飲んだ
使っていたのは、小型のパックタイプのメイバランスやった。
正確な商品名や容量、どの味だったのかまでは覚えていない。記憶にあるのは、手のひらに収まるくらいの小さなパックだったということだけや。
食事量が少ない間は、ほぼ毎食飲んでいた。食事のトレーと一緒に出す形で、食べられた分に上乗せして飲んでもらう。ワイが渡すこともあったし、ほかの職員が渡すこともあった。誰か一人が担当していたわけではなく、その時に食事介助や配膳に入っている職員が渡していた。
ここで、メイバランスがどういう位置づけの商品なのかも、簡単に触れておく。
メーカー公式の案内では
メイバランスは、明治が展開している栄養補助食品です。メーカーの公式サイトでは、通常の食事だけでは十分な栄養を摂ることが難しい方や、低栄養の状態にある方の栄養補給に適した食品として案内されています。食事の代わりに置き換えるためのものというより、足りない分を補うという考え方の商品です。
公式の案内を読んでも分かるとおり、この商品の位置づけは栄養補給や。おやつや嗜好品として売られているものではない。
だから職員側は、最初から最後まで「補うもの」として扱っていた。食事量が半分未満まで落ちているという状況があって、それに対する対応として出していた。そこに迷いはなかったと思う。
ただ、この記事で書きたいのはその先の話や。
職員側の位置づけがそうだったとして、実際にそれを飲んでいた本人の側では、どう受け止められていたのか。ここが、あとになって分かってくる。
体調も食事量も戻り、メイバランスは終了した
しばらくして、その方の体調は回復した。
検査の数字がどうだったとか、そういう話は分からない。ワイが見ていたのは、日々の様子や。明らかに調子が戻ったと分かるレベルやった。
介護の現場にいると、こういう変化は数字より先に見えることがある。起きている時間の様子、こちらの声かけへの返し方、食事の時の手の動き。そういうところに出る。この方の場合も、見ていて「戻ったな」と分かった。
そして食事量も戻った。体調を崩す前とほぼ同じ程度まで食べられるようになっていた。
ここまで来れば、話の筋は単純や。
食べられなかった分を補うために始めたものやから、食べられるようになったなら、補う必要はなくなる。実際、食事量が戻ったあと、看護師からメイバランスはもう必要ないという判断が出た。
これは筋の通った判断やと思う。栄養面の必要性を見て判断する立場にあるのは看護師で、介護職のワイが医学的に必要か不要かを決められる話ではない。食べられているのだから補うものは要らない、という結論は、こちらから見ても納得のいくものやった。
現場としては、ここで一区切りやった。体調不良の時期が終わり、それに伴う対応も終わる。記録の上でも、そういう流れになるはずやった。
実際、こういう形で終わっていく対応はいくらでもある。体調を崩したから何かを追加して、戻ったから元に戻す。介護の現場では日常的に起きていることで、そのひとつが終わったからといって、特に印象に残るわけでもない。
ところが、この方の場合はそうならなかった。
職員側では終わったことになっていた。けれど、本人の中では終わっていなかった。
職員を見るたび、「甘いジュースが飲みたい」
「甘いジュースが飲みたい」
回復して、食事も戻ったあと。その方はそう言うようになった。
面白いのは、商品名では呼ばなかったことや。メイバランスという名前は出てこない。その方の言い方は、いつも「甘いジュース」やった。
最初に言われた時、ワイは特に深く考えなかった。味を覚えたんやろな、と思った程度や。
実際、それは自然なことやと思う。食べられない時期にほぼ毎食飲んでいたのだから、口が覚えていて当然や。甘いものを毎日飲んでいて、それがぱたっとなくなったら、また飲みたくなる。理屈としては分かる話やった。
ただ、一度で終わらなかった。
何度か求められた。しかも、求める時は一回言って終わりではない。職員の顔を見ると、そのたびに希望するような状態やった。
正確に何日続いたのか、何回言われたのかは覚えていない。ただ、こちらが近くを通ると、また同じことを言われる。そういう時期があったのは間違いない。
ここでもうひとつ、印象に残っていることがある。
その方は、商品名は覚えていなかったのに、味は覚えていたということや。
メイバランスという名前が出てこないのだから、商品として認識していたわけではないと思う。パッケージを見て「これが飲みたい」と言ったのでもない。本人の口から出てきたのは「甘いジュース」という言葉だけやった。
この言い方に、その方にとっての位置づけが出ていたように思う。
栄養補助食品という名前も、食事量が半分未満だったという経緯も、看護師の判断も、本人にとってはあまり関係なかったのかもしれない。飲んでいたものの中で残ったのは、「甘い」という感覚と、「また飲みたい」という気持ちだけ。
職員側が何のために出していたかということと、本人がそれをどう受け止めていたかは、まったく別のところにあった。
食べずに欲しがる時と、食べたあとに欲しがる時
求められ方は、いつも同じではなかった。振り返ると、大きく二つのパターンがあった。
食事より「甘いジュース」を求めた時
ひとつは、食事に手をつけずに甘いジュースを求めた時や。
目の前に食事が出ているのに、そちらには進まず、甘いジュースが飲みたいと言う。こういう場面があった。
ここで難しいのは、順番が分からないことや。
食べられないから甘いジュースを求めたのか、それとも甘いジュースが飲みたいから食事に手が伸びなかったのか。こちらから見て、どちらなのかは判断がつかない。本人に聞いても、そこまで説明が返ってくるわけではない。
それから、これも書いておきたい。本人が食事を意図的に拒否していた、と決めつけることはできない。そう見える場面があったとしても、その方の中で何が起きていたのかは、ワイには分からない。
職員側の立場からすると、この場面はやりにくい。こちらが食べてほしいのは目の前の食事で、本人が求めているのは別のものや。しかもその別のものは、もう出さないことになっている。
食べたあとでも、さらに欲しがった時
もうひとつのパターンは、食事をしっかり食べたあとに、それでも甘いジュースを求めた時や。
こちらのほうが、職員側としては考え込むことになる。
食べていないから欲しがる、というなら、まだ理屈が通る。栄養が足りていないのかもしれない、と考える余地がある。けれど、普段どおり食べたあとで追加を求められると、その理屈が完全に外れてしまう。
足りないから欲しいのではなく、飲みたいから欲しい。そういう形になる。
これはもう、栄養補助の話ではない。本人にとっての楽しみ、あるいは好きな味の話になってくる。
食べたあとにさらに「好きなもの」を求める場面は、おやつが集まった利用者さんの話でも書いている。
ここで誤解のないように書いておくと、その方がメイバランス以外を飲まなくなったわけではない。ほかの飲み物を受け付けなくなったという事実はなかった。あくまで、甘いジュースを求める場面が何度かあった、という話や。
そしてこの二つのパターンが混ざっていたことが、職員側の判断をややこしくしていた。食べていない時なら少し考える余地もあるが、食べたあとでも求められる。どちらの場面でも、こちらの答えは同じにならざるを得なかった。
本人の希望と、看護師の判断の間に立つ介護職
ここからは、職員側がどう動いていたかの話になる。
看護師からは「もう必要ない」という判断
すでに書いたとおり、食事量が戻ったあと、看護師からはメイバランスはもう必要ないという判断が出ていた。
これは栄養面から見た判断や。食べられていない分を補うために始めたものだから、食べられるようになった時点で役割が終わる。理屈として一貫している。
この判断を、ワイは間違っていたとは思わない。かといって、これが唯一の正解やったと言い切るつもりもない。栄養面の必要性を判断する立場にあるのは看護師で、そこはこちらが覆すところではない、というだけの話や。
介護の現場では、こういう役割分担がある。医療や栄養に関わる判断は、その専門の職種が持つ。介護職は、生活の場面でその判断に沿って動く。今回の場面も、その形になっていた。
「飲みたい」という本人の希望とケア上の判断がぶつかった別の事例は、気管切開のある利用者さんがお茶を求め続けた時の話にも書いている。
介護職は、その判断を本人へ伝えた
では、求められた時に介護職はどうしていたか。
看護師からもう必要ないと言われていることを、本人へ伝えていた。ワイも同じ対応をした。
渡さないという結論だけを見れば、冷たい対応に見えるかもしれない。ただ、これは職員が独断で決めたことではない。判断が出ているので、それを伝える。それ以上のことは、介護職の立場ではできなかった。
そして正直に書くと、この時期の職員間の空気は、「また言っている」という受け止め方やった。
誰かが悪く言っていたわけではない。ただ、同じ希望が何度も出て、こちらが返す言葉も毎回同じになる。そういう状況が続くと、自然とそういう空気になる。
ワイ自身も、正直に言えば内心では面倒やった。何度も同じ説明を繰り返す状況が、しんどかった。
ここは分けて書いておきたい。面倒に感じたのは、同じやり取りが繰り返される状況に対してや。その方自身を面倒な人だと思っていたわけではない。本人からすれば、飲みたいものを飲みたいと言っているだけで、それ以上の意図はなかったはずや。
それでも、こちらは同じことを言い続けることになる。本人の希望と、専門職の判断。その間に立って、片方の答えを何度も伝える立場になる。介護職が置かれる場面としては、そう珍しいものではない。
便の訴えと「甘いジュース」に見えた同じ一面
この一連のやり取りをしている時、頭に浮かんだことがあった。
前にもあったな、と思ったのや。
排便の訴えの時も、同じ構図やった。本人が気にしていることを繰り返し訴え、こちらが同じ答えを返す。それが何度も続く。テーマが排便から甘いジュースに変わっただけで、起きていることの形はよく似ていた。
一度気になったことを、何度も求める。そこにこの方らしさがあったように思う。
ここで気をつけたいのは、これを認知症のせいだと決めつけないことや。確かに少し認知機能の低下はあった。けれど、繰り返し訴える理由がそこにあったのかどうかは、ワイには分からない。診断名も程度も把握していないし、二つの出来事を医学的に結びつけて説明できる立場でもない。
それに、性格が悪いという話でもまったくない。気になることがあれば口に出す。伝わっていないと感じれば、また言う。それ自体は、誰にでもある反応やと思う。
言えるのは、そういう一面のある方やったということまでや。それ以上の説明はつけられない。
職員側から見ると、同じパターンが繰り返されるぶん、対応も似た形になる。前回も今回も、こちらは同じ答えを返し続けた。そして両方とも、最終的には本人の中で収まっていった。
そう考えると、この二つの出来事は、別々のエピソードというより、同じ方の同じ一面が違う場面で出たもの、という気がしている。
一時的な対応でも、本人には「また飲みたいもの」として残る
この出来事から、ワイが考えたことを書いておく。
職員側にとって、あのメイバランスは栄養補助やった。食事量が半分未満まで落ちたという事実があって、それを補うために出していた。目的がはっきりしていて、達成されれば終わる。そういう性質のものとして扱っていた。
でも、本人にとっては違った。甘い飲み物やった。
ここが、今回いちばん引っかかった部分や。
職員側が「必要だから出す」と決めた対応は、必要がなくなれば終わる。判断としては筋が通っている。ただ、その対応を受けていた本人の中で何が残るかは、こちらの意図とは別のところで決まる。
今回で言えば、必要性は終わっても、味の記憶まで同時に消えるわけではなかった。当たり前のことなんやけど、対応を始める時点でそこまで考えていたかというと、正直そうではなかった。
それに、あの時期の求め方を思い返すと、単に味が好きだったという以上のものがあったようにも見える。楽しみ、あるいは日々の中の張り合いのようなものになりかけていたのかもしれない。習慣になっていた、と言い切れるほどの期間ではなかったと思うが、そういう方向へ向かいかけていた感じはあった。
今のワイは、甘い味だから余計に欲しくなったんやろな、と思っている。ただ、これはワイ個人の感想でしかない。高齢の方は甘いものを欲しがるものだ、というような一般論として書くつもりはない。この方にとって、メイバランスは栄養補助よりも「甘いジュース」として残ったように見えた、という以上のことは言えない。
そして対応の話でいうと、希望をすべて通すのか、すべて聞かないのか、という二択でもないと思っている。今回の施設では、看護師の判断が出ていて、介護職はそれを本人へ伝えた。それがあの場でできたことやった。別の場面、別の方なら、また違う形になるやろう。
最後は諦めて、いつもの食事を食べた
結末は、あっさりしている。
最終的に、その方はメイバランスを諦めた。そして、いつもどおりの食事を食べた。
どういうやり取りを経てそうなったのか、正確なところは覚えていない。ある時期を過ぎたら、甘いジュースの話が出なくなっていた。そんな感じやったと思う。
だから、ここで綺麗な教訓を作るつもりはない。職員が寄り添った結果こうなった、という話でもないし、粘り勝ちしたという話でもない。ただ、本人の中でその希望が収まっていった。それだけや。
今振り返っても、思うのは最初と同じところに戻る。味を覚えたんやろな、ということや。
熱を出して食べられなくなり、その間ほぼ毎食飲んでいた。体調は治って、食事も元に戻った。医療や栄養の面から見れば、それで一件落着や。
ただ、体調不良は治っても、あの「甘いジュース」の味までは忘れていなかった。
よくある質問
なぜ体調不良時にメイバランスを飲んでいたのですか。
この方の場合は、熱を出して体調を崩し、食事量が半分未満まで落ちていました。その状況を受けて、看護師の判断で提供が始まりました。食べられていない分を補うという目的です。ただし、体調を崩したら誰にでも同じ対応をするという意味ではありません。必要かどうかは、その方の状態を見て専門職が判断するものです。
体調回復後も、メイバランスだけを飲んでいたのですか。
いいえ。それしか飲まないという状態ではありませんでした。ほかの飲み物を受け付けなくなったわけでもありません。求め方には、食事に手をつけずに欲しがった時と、食事を食べたあとに追加で欲しがった時の両方がありました。最終的には本人が諦めて、いつもどおりの食事を食べています。
欲しがっても渡さなかったのはなぜですか。
介護職の独断で断っていたわけではありません。食事量が戻ったあと、看護師からもう必要ないという判断が出ていました。介護職はその判断を本人へ伝える立場でした。栄養面の必要性を判断するのは看護師の役割で、介護職がその場で覆せるものではありません。
本人が何度も求めたのは認知症が原因ですか。
断定できません。少し認知機能の低下はありましたが、繰り返し求めた理由がそこにあったのかは分かりません。味を気に入っていたこと、甘い飲み物として覚えていたことは考えられますが、医学的な原因を言い当てることはできません。診断名や程度も把握していないため、そこと結びつけて説明することは避けています。
関連記事
アイソカル100とは?100ml200kcalの6種24本パック解説
エンジョイクリミールとは?125mlで200kcal|8種24本セットを介護士が解説
高齢者の強い偏食への対策とは?介護現場で栄養補助食品を活用する工夫と声掛けのコツ