入所初日の夜やった。

ワイは、その夜の夜勤に入っとった。

体位交換で利用者さんの居室へ入った時、床に何か落ちてるのが見えた。

拾ってみると、胃ろうのボタンだった

※画像はイメージです(AI生成)

床に落ちてたそれを、拾って確認した。

見たら、利用者さんの、ボタン式の胃ろうカテーテルやった。

胃ろういうんは、口から十分に食事を摂るのが難しい人などに、お腹から胃へ通じる小さな口を作り、そこから栄養などを入れる方法や。そこに取り付けるカテーテルには、ボタン型のものもある。

それが、床に落ちとった。

つまり、利用者さんの胃ろうカテーテルが、自己抜去されとった、いうことやった。

ワイが最初にしたのは看護師への報告

ワイが最初にしたんは、自分でどうにかしようとすることやなかった。

すぐ、看護師へ報告した。

胃ろうが抜けた時、介護職がその場で戻す、いう話やない。ワイがやったんは、見つけて、確認して、報告する、それだけやった。

――ここから続き――

ここから先は、その時施設内にいた医師の対応、その後の再抜去対策、そして今この出来事を振り返って思うことを書いています。

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