夜勤介護マンの日記

介護現場で感じたことを、体験ベースで書いています

【介護現場】名前が無い服で現場が止まる瞬間

※これは20年以上前の体験をもとにした内容です。制度や運用は現在と異なる部分があります。
※特定の個人・施設を否定する意図はありません。
※見出し画像は内容をもとにしたイメージ画像です。

 

衣類に名前を書いてほしい、それだけのお願いやねんけど

家族の方にお願いすることのひとつで、よう伝えてたんが、衣類に名前を書いてほしいってことやった。

新しい服を持って来てもらうこともあるし、家で洗濯して戻してもらう方もおる。でもその中で、名前が書かれてへん服が混ざることがある

施設では、いろんな利用者さんの衣類をまとめて洗濯する。似たような服も普通にあるし、誰のもんか分からんようになることもある。

しかも同性の方がおると、名字だけとかやと余計に分からへん。やから、フルネームで書いてもらうのが一番助かるねん。

家で洗濯してるから大丈夫、ってわけでもない。施設側で間違って洗濯してしまうこともあるし、その時に名前が無いと確認のしようがない。

施設によっては、事務所に「誰のか分からん服」を置いてたり、写真で確認したりもする。でも、それでも分からへん時がある。

そうなると、その服はそのまま宙ぶらりんになる。最終的にどうするか分からんまま止まるのが一番やりにくいところやった。

施設で名前を書くこともできるけど、黒の靴下みたいに書きにくいもんもある。

ちょっとしたことやけど、名前があるか無いかで現場の動きは全然変わる。服そのものより、誰のもんか分かる状態にしてもらえるか、それが一番大きかった。